ひとりごと


2022


9/26  老いのつぶやき



 団塊が 妖怪となる 10年後 (大勢いると怖い!?)



六十の 坂はゆるやか 鼻歌で (気付かぬうちに通り過ぎ…)

七十の 坂は越えたぞ あと惰性 (長い惰性かも)

八十まで 生きてみるかと 決意表明 (頑張ってねー!)

九十を 超えて我慢は やめにする (長生きの秘訣です)

百超えりゃ 逝くのも忘れて どんどこしょ (どこまで行けるか!)




 白髪染め やめて堂々 シルバー席 (白髪頭は印籠代わり?)






9/19    おい、オイ、老い!



 上野の清水観音堂の老松



シンドイッチマンの会話  「聞き間違い」


巷には、「老いの…」という本が山のように出ている。
概ね老いを受け入れ、諦め、笑いながら逞しく生きていこうという内容。
この人たちも老いを楽しんでいるのかどうか…?
声に出して読んでみてくださいね。


「そういえば、具合はどう?」
「総入れ歯?それはまだ…」
「ち、違う!いつか腰が痛いていってたろう?」
「ああ、腰ね、大分いいよ」
「それは良かった。またギックリしないように気を付けてね!」
「ビックリすると腰へ来るか?」

「あのね、一度耳鼻科へ行ったら?」
「イチゴジェラートいいね!」
「…補聴器考えたら?」
「保証期間過ぎたらって?」
「…確かに過ぎてる…」

「ジェラートなら入れ歯はいらない」
「やっぱりしてるの?入れ歯?」
「さっぱりしてるよ、イチゴは」

「あのね、さっきから全然話が通じないよ!」
「そう?じゃあ、ぼくがおごるよ。イチゴジェラート」
「はあ?なんでそうなるの?まあいいか、イチゴ好きだし…」
「やれやれ、やっと話が合ったね」
「……」





9/17    ハードボイルド



 ダチョウの卵  男性のこぶし大 たぶん中身は空


ハードボイルドの直訳は、固ゆで卵。
芯が強くて感情を表に出さない、クールな男という意味にも使われる。

「強くなければ生きていけない。優しくなれば生きる資格がない」
こんなきざな台詞もお似合いの人といえば、ハンフリー・ボガード!
若い人はご存じない? 古い奴だとお思いでしょうが…。

初めて見た時は、こんな不細工な人(失礼!)がなんで主演?と思った。
しかも数々の映画の相手役は美女揃い。美女と野獣か?
いや、野獣というほど強そうでもなく、女性にもてるとも思えない。

ところが、じっと見ているうちになぜかカッコよく見えてくる。
男の中の男という役柄がぴったりくるから不思議。
実生活でも4回も結婚しているそうだから、…もてたのね??

ハードボイルドが好みかって?
年のせいか、固ゆで卵はむせる…。
今なら、Softboiled egg または Onsen tamagoがいいね。






9/12    自然の贈り物



 


猛暑の夏が去り、虫の音が聞こえ…
中秋の名月は、絵のようにくっきりと鮮やかに輝いていた。
暑かった夏をすっきりと払い落し、心が洗われるようだった。

英国の女王陛下が亡くなった時は、ロンドンの空に大きな虹がかかった。
女王の素晴らしい人生を祝福しているかのように。

夏が去り、人も去り、ちょっと寂しくなった心に、自然は元気を出せよといっているような気もした。






9/6    モネの睡蓮



 ジヴェルニーのモネの庭


昨日眼科検診に行った。
眼底検査のために、瞳孔を開く目薬を差す。
検査が済んでも回復に時間がかかるので、外の景色はぼやけて眩しい。
今絵を描いたらモネのような絵が描けるかな?と妄想…。

画家のクロード.モネ氏は晩年白内障だった。
白内障は、見えづらくまぶしく感じるし、色も違って見えるらしい。
あの有名な睡蓮の絵は、そんな目の状態を反映しているともいわれる。
手術を拒んでいたモネは、
「ベートーベンが耳が聞こえないのに音楽を作曲したように、私は見えなくても絵を描く」といったとか。

「わだばモネになる!」と思ったけど、眼はすぐに元に戻ってしまった。




 






9/1  風の谷ナウ



 


秋風が吹いたかと思う間もなく、大型台風がやってきた。
太いコンクリートの電柱が倒れるほどの威力に、ふと気になった。

風力発電の風車って大丈夫なんだろうか?
調べると、やはり台風で倒れたり破損したりと被害があるらしい。
その他にも、地震や落雷もあり、意外なことに騒音公害も…。
おまけに風不足で発電できない時もあって、かなり苦戦している様子。

太陽光発電もしかり、どちらも水力発電と同じ電力量を生み出すのに、水力発電所の5倍の面積が必要なんだとか。
なにせ狭い日本、自然エネルギーを利用するって、少々無理がありそう。

長〜い目で見て、どうなんだろうね?
教えて!ナウシカ!


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