ひとりごと


2018


4/22   ラリラリラリラ…




 調べはアマリリス?



 2本目の蕾もしっかり咲いたよ〜



3週間ばかり前に、鉢に入ったアマリリスの球根を頂いた。
わが家では初めてのアマリリスは、植物というより動物に近かった?

球根の頭から、小さな葉が一枚二枚と現れ、日に日に増えて伸びて…
ええ?っと二度見をするほど、そのスピードは速かった。
じっと観察していたら、成長ぶりが見えて、音が聞こえたかも…。

あっという間に身長50センチ、茎の先に付いていた蕾も日に日に膨らみ、花が開きだすと、また、ええ?っと驚く大きさに!
4方に突き出た真っ赤なラッパが、高らかにファンファーレを奏でる。
大音量でアマリリスの歌が聞こえそう…。

ルドンなら、それぞれに顔を描くだろうか?
こちらはあまりの豪華さに圧倒されて、描く気をなくした。






4/18   ルドンの世界




 グラン・ブーケ(撮影許可のあったレプリカ)



ルドン展を見に行った。

幻想的な絵は、美しくもあり、ちょっと不気味でもある。
哲学や仏教にも興味を持っていたようで、特に植物には神秘的な力や魂を感じていたらしい。
見えないものが見えた人なのかも…。
絵はただ描き写すのではなく、感じたものを表現するのだということを改めて教えられた気がする。

不思議な世界を垣間見た後、会場(三菱一号館美術館)の2階から外を眺めると…
ビルの谷間には緑が溢れていて、別世界のような不思議な空間に見えた。

植物はじっと動かないように見えて、何かを感じつつ静かに囁いているのかもしれない…。



 







4/11   盲導犬と共に U




 



ミントティーさんのお友だち(Hさん)は、パピーウォーカー(仔犬の飼育ボランティア)をしておられる。
生まれて2か月の仔犬を一年間預かって、人の生活に慣れさせ基本的な躾をするのだそうな。
その後、訓練に合格すれば盲導犬になり、盲人の方のお世話を10年ばかり続ける。
引退後の犬を預かることもあるんだとか。

頭のいい犬が必ずしも盲導犬に向いているわけではないそうで、良過ぎると先走りしてあまり役には立たないらしい。
素直で温厚、どこにいても動じない順応性の高い犬が向いているんだと。
確かに、数頭いた犬たちは皆大人しく従順だった。

Hさんは今は9頭目の仔犬を預かっているそうで、犬と人とを繋ぐ大事なお役目を、楽しみながら続けているご様子。
何より犬が大好きで愛情たっぷりなのが伝わってくる。

こんど街で盲導犬に出会ったら、立派に働く犬にはもちろん、影で支える人々にも拍手を送りたい。



 







4/9   盲導犬と共に T




 もうじき盲導犬デビューのワンちゃん




 引退後のワンちゃん



動物好きのミントティーさんと、アイメイト(盲導犬)協会のチャリティーコンサートに出かけた。
会場のロビーには、ラブラドール・レトリバーが数頭いた。
まだ盲導犬になる前の犬や、お役目を果たして引退した犬たちだ。
さすがに人に慣れていて、散々撫でられても平然としている。

もちろん目の不自由な方の側に寄り添う犬たちは、ハーネスを付けてお仕事中だ。
こちらは触ったり声をかけたりはできない。
犬たちは飼い主の顏を見上げながら、しっかりサポート。
人ごみを縫って案内する姿は、凛々しくて見惚れてしまう。
そして客席に着くと、床に伏せてじっとしている。

コンサートは、クラシックとタンゴのクロスオーバー(バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノのトリオ)で、これまた素晴らしかった。
大好きなピアソラは、迫力満点で拍手喝采!
口笛まで吹く人がいて、出演者もちょっとハラハラ?
でも犬たちは全く動じない。

帰り道で、信号をしっかり見て?誘導する犬たちに、またまた感動。
親身になってお世話する姿は、眩しくも神々しい。
偉いね頑張ってるねと、抱きしめたい気分だった。


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