ひとりごと


2017


1/26     なぜだろう 暖かそうな 雪景色 


 のどかな雪景色の陰には、雪かきの重労働が…


お隣さんから吹いてくる冷た〜い風で、日本海側が雪まみれで大変なことになっている。
山を越えて湿り気がなくなったからっ風で、関東地方はカラカラ。
トランプ旋風も大荒れで、世界中がハラハラ…。

雪は春にはとけるけど、あちらはさて?
TPPって、ババ抜きでもいけますかね?





1/20     春はまだ…



 


友人の故郷で収穫された花 (ストック) をたくさん分けてもらった。
家中あちこちに生けて、花の香りがいっぱいで、春が来たようだ。
外へ出たら小雪がちらほら、まだ冬だった。

お年玉年賀はがきの抽選で当たったのは、切手シートがたったの一枚。
しかも住所間違いで戻ってきたはがきだった…。
やっぱり宝くじは買わないでおこう。





1/18     火の用心!



 お肌も乾燥にはご用心!


世の中乾燥している。
なんと今日は、江戸時代に振袖火事が起きた日なんだとか。
あの頃から気候は変わっていないってことね。
恋の病が生んだとんでもないお話が実話なら、女の怨念はやっぱり怖ろしい。

いや、乾燥時期の火事は恐ろしい。
風が強い時は尚のこと。
阪神大震災も、ちょうどこの時期だったために火災が多発した。

そういえば、八百屋お七も火事…あぁっ! 怖っ!





1/15     流し目で 美人に描いてと 小正月



 本物はもっと面長だって? 若返ったじゃない!



何か描かなくてはと思っても、外で描くのは寒いしー。
家の中を見渡したら、一番描きたくない人と目が合った。
毎年お正月に登場のこの方、描くとなると複雑怪奇、色とりどりで、ああやだ…。

でもね、作った人がいるんだから描けるだろう、と思い切って挑戦してみる。
描いてみると、作り手の苦労が忍ばれる。
特に顔と手は難物。
作者も苦労してるねぇ、と思いつつ、慎重に…。

それにしても、女の子に贈るものとして、娘道成寺ってどうなの?
あの蛇に化身する清姫のことでしょ?
恋に生きる女の怨念、恐るべし…。





1/10    



 by Mr.Higezaru



北斎の「富士越龍図」は、富士山から立ち昇る黒雲に乗って龍が天へ昇る。
90歳の作品とは思えない迫力に圧倒される。

この絵は、まだお若い髭猿さんの作品。
龍は、風水の中でも抜群の開運力を発揮するスーパーアニマルだとか。
しかもこちらへ向かってくる金の龍。
ご利益ありそう…。

90歳まではまだまだたっぷりあります。
増々のご活躍を期待しております。





1/9     高齢者はおいくつ?



 北斎は146枚の富士山を描いている?



高齢者の定義が、65歳から75歳に変わるそうな。
確かに、最近は若々しい老人?が増えて、あまり自覚もないうちに高齢者扱いするのはどうかと思う。
今はこの辺が納得の数字かもしれない。

でもこれも全く当てはまらない人もいる。
昨日の日曜美術館で取り上げた、葛飾北斎の晩年は別格だろう。
6歳から絵の道を究め、75歳からは画狂老人と称し90歳で亡くなるまで、絶え間なく絵を描くことにのめり込んだ。
なりふり構わず生活感はなく、描くこと以外全く興味なし。
富岳百景から絶筆の「富士越龍図」まで、画業に燃えた。
亡くなる寸前に、「もう5年命があれば、本物の絵が描ける」といったとか。
その執念と根性には頭が下がる、というより凡人としては呆れるばかり。

こんな壮絶な晩年なら、高齢者などといっては申し訳ない。
爪の垢でも、いや、せめてそのため息ひとつくらいの心意気にあやかりたい…。

年を取れば取るほど、健康面にも生き方にも個人差が大きくなる。
高齢者 (判断には個人差があります) という表記がいいかもしれない。



 残雪のお絵描き…鳥が飛んでる? (山形県 鳥海山)






1/4     トリ 折り込み川柳



 偶然?イケメンに描けました



今年も折り込み川柳に参加して下さった、お二人の作品をご紹介します。
言葉はいろいろあるもので、新しい発見があって面白い。
トリが付くものってケッコーあるんですねぇ。
特にカタカナが新鮮!

   
川柳作家さん

年に インフルで が消え  (今年も?)

トリを取る 嵐がSMAP とり代わり  (時代の変化がここにも)

トリュフ食う トリコロールの なびく店  (セレブは行く所が違います)

一押しの とり組みビデオ とり損ね  (残念!)

トリ貝は 時価の表示に とり消した  (時価って横柄な感じよね)


   
ミントティーさん

仲良しトリオ 楽しくトリップ アルプスの山  (楽しい旅を有難う!)

メダルとり 手っとり早く トリプルアクセル  (普通に回っても眼が回る)

オンドリメンドリ元気でも インフルで とり引きゼロに(不経済でもある)

とりこぼし あ〜あ残念 綱とり遠し  (こぼしちゃうと後始末が…って違う?)

とりあえず 点とり虫は 人気とり  (そんな人いますねぇ)






1/1     謹賀新年



 


〜 本年もどうぞよろしくお願いいたします 〜


今年は酉年、ケッコウな年となりますようお祈りします。

年賀貼り絵は、着物の端切れ、ボタン、リボン、紐などを使っています。
今年で11年目、と〜っても面倒だけど、楽しみでもあります。
干支折り込み川柳は、とりを2、3ヶ所とり入れてとり組みました。


かるたとり 重なる手と手に とり乱す  (うふふ…)

とり旅 とり囲まれて 肌立つ  (海外旅行ではひとり歩きは危ないのだ)

森の中 池のほとりで 小鳴く  (いいねぇ…)

気はおっとり 肌しっとりで 皆うっとり  (だといいねぇ…)

写真とり 構図とり決め トリミング  (これも楽しい作業)

止まり ぽとりと落ちた 寒椿  (美しい日本の風情です)

とり急ぎ なけなしの貯金 とり崩し  (大丈夫?)

とりものは おとり捜査で とり逃がす  (どこの警察?)

とり引きは ウォールストリートで とりかわす  (今年の株価は?)

とりどりの 色とり揃え 絵の具箱  (筆も絵の具も上等ですが…)

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