ひとりごと


2025


  9/11   それにつけても…



 

お江戸のある夫婦の会話


「ねぇ、おまえさん、米騒動はもう終わったのかね?」
「米騒動 高値で落ち着く こしひかり」
「確かに。お救い米が出たけど、焼け石に水みたいだしね」
「米不足 値上げの前の 緩衝材」
「そうだったのかい!?」
「米びつの 底が見えてる 瑞穂の国」
「やれやれ、情けないねぇ…」

「そういやぁ、うちの米びつの底に…」
「おや?見たね?」
「ってやんでぃ!べらぼうめ!とっくにばれてらぁ!」
「やれ急げ! へそくり隠す 古古古米」

「ちびちびと 貯めて何買う おかみさん」
「やれ値上げ わずかなへそくり 役立たず」

「…それにつけても金のほしさよ」
「やれ仕事! 稼ぐに追いつく 貧乏なし!」
「…」



 






  9/5   生まれ変わり  2



 

前世を語る少年が、現代の若者らしい言葉で最後に語ったのは…

人生はゲームのようだと。
目の前に現れる他人も現象も、自分を高めてくれるもの。
それらを避けずに頑張ってクリアーするのが人生。
懸命に努力して、明るく前へ進むしかないと。
前世を覚えていたからこそ、11歳にして得た人生訓ともいえる。

自分は何者なのか?
何をしにこの世に生まれてきたのか?
深く考える機会を与えてくれた気がする。
少年の将来が楽しみだ。



 


TOP